2022年06月18日 17:50更新
JCVの生活情報番組「すまいるone」。6月12日~6月18日の放送は「カラダもお部屋もスッキリ特集!」後編です。季節の変わり目や衣替えのタイミングで、身の回りの整理を考える人も多いはず。そこで、心と体をリフレッシュできるスポットなどを紹介しています。
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高田駅前通りにある鉄人28号が目印の「古物屋・K」。不用品や古物を査定して買い取ってくれる専門店です。
以前、ここで寿司居酒屋を営んでいた代表の佐藤さん。「城下町である上越市には貴重なものが残っている、先人が遺したものは地元に飾っておきたい」という思いでこの店を始めました。
店内には骨董品を中心に昔懐かしい品々が所せましと並んでいますが、購入することはできません。店は買い取りの専門店で、陳列された品々は「こういうものを買い取ってもらえるんだ」と、見てもらうために並べてあります。
なかには幕末から明治時代ごろの農家が使っていたと思われる布団袋も。当時の人たちは、この中にわらを入れて掛け布団や敷布団にしていたそうです。
佐藤さんは蔵や納屋から出てきた捨てられてしまいそうな布切れを買い取り、1つひとつ汚れを落とし、手で縫い合わせて洋服を作っています。作品の一部をネットで販売していて、ヨーロッパではこのような服は珍しく人気が高いということです。
そして店内には意外なお宝が……。
鎌倉時代のものとみられる太刀です。当時の殿様クラスが所有していたとみられるもので、刃渡りは1メートル8センチもあります。県外の方の終活の蔵整理の際に見つかり、置き場に困っていたものを引き取りました。
同店では、片付けや査定に伺ったときに仕分けをしてくれます。例えば、リサイクルショップで買い取ってくれそうなもの、古物屋・Kで買い取れるもの、処分するしかないものなどです。
代表 佐藤さん
「終活や片付けをしようと思った時点で呼んでもらえれば。全部無駄なく処理ができると思います。片付けをしようと考えたら、自分たちで判断しないで私たちを呼んでもらうのが1番です。費用はかかりません」
古物屋・Kでは、北陸や関東方面まで出張査定を行っています。
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