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宮城県登米市の事件受け 大日にこにこ保育園で不審者対応訓練

2021年11月24日 16:05更新

宮城県登米市のこども園に刃物を持った男が侵入する事件が今月9日に発生したことを受けて、上越市の大日にこにこ保育園で24日、警察の立ち合いのもと、不審者対応訓練が行われました。

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訓練は刃物を持った不審な男が園庭に侵入し、保育室を覗いている想定で行われました。はじめに不審者を見つけた職員が園長に報告し、合言葉を使った園内放送で避難体制を呼びかけます。その後、職員が素早く窓を施錠し、カーテンを閉めて、園児たちを各クラスの中央に集めました。

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同時に園長が110番と119番に通報するところで訓練は終わりました。園では、不審者の侵入や災害を想定した避難訓練を月に一度、定期的に行っています。

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上越警察署生活安全課の伊藤紳祐警部補は「不審者が現れたら、施錠を徹底することがまず必要。なによりも犯人を侵入させないよう、時間を稼いでもらい避難をしたうえで通報をすることが大切」と話しています。同園の高橋宏明園長は「園長不在時や特定の先生がいないときなど、職員体制が日々違うこともある。色んなシミュレーションを積み重ねて対応していくのが今後の課題」と話していました。

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このあと職員など15人が警察から『さすまた』の使い方を学びました。ポイントは、不審者を取り押さえようとして、逆にさすまたを奪われないこと。相手に対しては、2本以上で連携して、牽制することです。

伊藤紳祐警部補は登米市の事件について「不審者を発見した時点ですぐに避難をさせた。避難を完了した段階で不審者に声掛けをし、ケガ人なく対応できたと聞いている。なのでまずは避難、そのうえで犯人と応対を。保育園によって状況は違うと思うが、今後も想定して日頃から訓練をしてほしい」と話していました。

 

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