2021年08月10日 12:25更新
佐渡市羽茂大崎の廃校を利用した施設 大滝楽舎(おおたきがくしゃ)で、野外で様々なワークショップを楽しむイベントが8日に開催され、参加者は自然の中での遊びを満喫しました。
夕方には、羽茂在住の大道芸人おじゃるずの案内で、羽茂川伝統のアユ漁の見学と鮎の石焼を試食するワークショップが行われました。参加者は、ポイントに着くと地元の鮎とり名人からアユ漁の方法について説明を受けながら実際の漁を見学しました。
羽茂川は現在、佐渡で唯一漁業権が設定されている川で、アユ漁は8月1日に解禁されましたが最近では漁を行う人も減っているといいます。
この時間帯ではアユは採れず、ウグイが網にかかったのみでしたが、参加者は食い入るように漁の様子を見つめ、貴重な体験を楽しんでいました。
漁の見学の後には、アユの石焼を試食します。石焼は、アユに味噌や酒、砂糖を入れて調理した伝統的な野外料理で、この日用意されたものには、50匹ほどのアユが使われました。
参加者は、伝統の料理に舌鼓をうちながら野外での体験を楽しんでいました。
佐渡テレビジョン
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