2016年11月10日 11:58更新
上越市名立区の名立川で秋の風物詩、サケ漁が始まっている。国道8号線近くの名立川の河口では11月1日から投網漁が始まった(去年よりも2日遅い)。 名立川さけ漁業生産組合によると、9日までに水揚げしたのは合計で1300匹ほど。去年の同じ時期と比べて約500匹少ない。組合では4年前に放流した稚魚の生育不良や川の水温が高いことが影響しているとみている。
10日の漁では投網を打つたびに体長70㎝前後のサケが次々とかかった。現在の1日の水揚げ量は150匹ほどだが、ピークを迎える今月25日頃には400匹前後のサケが水揚げされる見通し。漁は来月15日頃まで続き、シーズンを通して約1万5,000匹が採捕される。
水揚げされたサケは人工ふ化用に採卵されるほか、イクラや切り身は、名立川さけ漁業生産組合の事務所や、JAえちご上越の直売所旬菜交流館あるるん畑で販売されている。 なお今月27日日曜日に名立川河口付近の特設会場でサケ汁やサケの加工品、販売が行われる予定。
※2016年11月10日 ニュースLiNKで放送 18:30~