2021年03月05日 04:00更新

JCVの生活情報番組「すまいるone」。2月28日からの放送は「新生活応援特集」です。まもなく始まる新生活に向け役立つ情報をお届けします。

【洋服の青山 上越セントラルスクエア店】

スーツは自分の第一印象を決める大事なアイテム。新生活に向け、スーツの購入を考えている皆さんに向けて、「洋服の青山 上越セントラルスクエア店」の一瀬店長に、失敗しない上手なスーツ選びのコツを教えてもらいました。

スーツの起源は諸説あるものの16世紀ヨーロッパで農民の農作業着として、また軍服として用いられた「フロック」という丈の長い服が始まりだといわれています。

〈スーツ選びのポイント〉

【男性編】

サイズ選び

・肩幅が最も重要になります。肩がピッタリ合っているものより、軽くひとつまみぐらいできるものがジャストサイズです。

・ジャケットの着丈はおしりの半分から3分の2が隠れるぐらいが最適。

・裾の長さはハーフクッションが今のトレンド。ハーフクッションとは裾が靴の履き口に軽くのるくらいの長さのこと。靴の上に裾がたまらないのが目安です。この裾の長さについては流行によって変わってくるので、不安な人は専門店で相談しましょう。

着こなす上での注意点
・袖丈に関してはワイシャツの袖が1センチほど出るぐらいがベスト。
・スーツのボタンは一番下のボタンを外すのが鉄則。 全部留めるのは間違いなので気を付けましょう！
・スーツのポケットの中にゴミが入らないように付いているフラップ。室内ではポケットの中にしまい、外ではフラップを出すのが正式。しかし、現在は左右のフラップを中にしまうか、外に出すのか、統一されていればOK。

色柄選び
・おすすめは紺色系。紺色は若々しく誠実に見える色といわれています。
・リクルートスーツとして選ぶ場合は、黒無地や紺無地が基本。
・最近は色柄以外に、ストレッチ素材が人気。

スーツの枚数
・毎日着る人は3着ぐらい持っていると◎。スーツは連続着用すると痛んでしまいます。
・長持ちの秘けつは生地を休ませること。きちんと厚みのあるハンガーにかけて、パンツは折ってかけずに裾をはさんでつるしてかけて保管すると、シワが伸びて型崩れしません。
・湿気がこもらないように、クリーニング後はビニールをすぐにはずしましょう。

ネクタイ選び
・派手なものは避けましょう。あまりに派手なものを選ぶと、印象が悪くなってしまうことが多くなります。
・ブルーは誠実なイメージ、赤やエンジ色は情熱的で積極的なイメージ、ストライプはまじめな印象、ドット系は上品な印象など、状況に合わせてイメージに合ったネクタイを選びましょう。

【女性編】

・男性同様、肩幅やサイズが合っていることが重要。
・ブラウスの袖はジャケットの袖から出さないこと。
・ジャケットのボタンはすべて留めること。
・スカート丈は新社会人であれば、あまり長くないものがおすすめ。スカートの裾が、立った状態で膝にかかるか、かからないかぐらいの長さが目安です。座った時の長さがポイントになるので、試着の際も必ず座って長さを確認しましょう。
・パンツスーツの場合は、ピッタリしたものを選びましょう。
・色柄選びは女性も紺色が人気。チェック柄もおすすめです。
・リクルートスーツの場合は、黒っぽい生地を選びましょう。形はパンツでもスカートでも、どちらでも構いません。

現在、青山ではお好みに合わせて気軽にオーダースーツが作れるブランド『SITATE』を展開しています。価格は2万9000円からです。こちらもぜひお試しください。

洋服の青山 上越セントラルスクエア店

■場所：上越市藤野新田1176-1
■営業時間：10:00～20:00
■電話：025-523-1762
■定休日： 無休
※JCV生活情報番組「すまいるone」で放送_初回2月28日（日）～