2017年06月07日 15:02更新

上越市立和田小学校の児童が、地元 和田地区でサクランボを栽培している「矢代農園」を訪れ、サクランボ狩りを体験した。

和田小学校の3年生20人は、地域で活躍している「人」について学習しており、毎年サクランボの栽培に力を入れている地元の矢代農園を訪れている。

４月には農園を経営する木之内（きのうち）さんから、この場所で農園を始めたきっかけや栽培方法などの説明を聞き、サクランボの花も観察した。7日はサクランボの収穫を体験し、試食をしながら実を大きくするための工夫や苦労を聞いた。

園内では、甘みと酸味のバランスが良く人気の「佐藤錦」をはじめ、大粒で色が濃い「サミット」など9種類、約300本が栽培されている。

児童は木ノ内さんが丹精込めて育てた、たわわに実ったサクランボをほおばり「おいしい」と笑顔を見せた。

矢代農園には毎年、県内外から1,000人ほどが訪れ、去年は外国人観光客もサクランボ狩りを体験している。今年は10日から26日までの毎週土曜、日曜、月曜日の限定で開催される。