2017年06月07日 14:33更新
上越市立大潟町中学校の生徒が育ててきたウツギ、“卯(う)の花”が花を咲かせた。
卯の花は大潟区出身の作曲家小山作之助が手かげた代表曲「夏は来ぬ」の歌詞の冒頭部分に登場する。
地元にゆかりのある花を育てようと、現在の3年生が1年生の時に市民団体「まちづくり大潟」の力を借りて、校内に咲く卯の花を挿し木した。学校によると1年目の冬を越したあと枯れ木になり、その後、再び緑の葉をつけたということ。
去年の秋には「夏は来ぬ」の歌詞~卯の花のにおう垣根に~に合わせて、校内に垣根を作り植え替えをした。毎日昼休みに生徒が当番制で水やりをして大切に育ててきた結果、ついに白い花を咲かせた。
生徒は「咲くかどうか不安だった。後輩に受け継いで、しっかりと育ててももらいたい」と話した。
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