2020年12月23日 18:20更新
無印良品直江津は、ことし9月からひとりで買い物に出かけることが難しい、いわゆる買い物難民をサポートしようと移動販売を行っている。23日は専用バスが上越市清里区をまわり、住民が買い物を楽しんだ。
無印良品の移動販売バスは月に10回ほど、中山間地を中心に回っている。23日は清里区で4か所をめぐった。
バスにはレトルトカレーやお菓子などの食品から文房具、肌着や靴下といった日用品など約300種類が並んでいる。無印良品直江津の福井拓也さんは、訪れた人に商品のラインナップを説明するなど声をかけた。
ビスケットなどのお菓子を購入した人は「雪かきで疲れたので甘いものが食べたくなったので来た」と話していた。また、靴下や下着などの衣服を購入した人は「買い物に行こうと思っていたが、行く時間がない。大雪で出かけるのも難しいので来てもらえてありがたい」と笑顔を見せた。
なかには、移動販売バスに駐車場を提供している地元商店の関係者の姿もあった。関係者は「おもしろい品物が並んでいて、うちで取り扱ってないものもあるので地域の人に喜ばれると思う」と話す。
無印良品直江津の福井さんは「運行を始めた時よりレトルト食品やおかずを増やすなど、運行してみて地域の人の声も反映しながら品物も増やしている。地域の方の役に立ちたいのが一番で、そのあとに利益だったり、無印のことも知ってもらえたらうれしい。」と話す。また今後について「地域の人と顔見知りになってより便利に使ってもらいたい」と話していた。
無印良品の移動販売、バスのルートや運行日時など、詳しい内容はホームページをご覧ください。
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