2017年05月29日 15:59更新
上越市は学生が共同で生活するシェアハウスを高田の古い町家を改修して設置した。29日には完成したシェアハウスが報道機関向けに公開された。
上越市大町3 シェアハウス大町
改修されたのは上越市大町3丁目の町家。大正元年建設、築105年の町家で、空家になる前は鉄工所として使用されていた。
上越市では空き家対策として、空き家の町屋を昔からの風情を残しつつシェハウスに改修し、若者を呼び込んで交流を通じて地域を活性化させたい考え。
費用は、土地代も含めて約3,400万円。延床面積は212㎡で、玄関は町屋の特長である三和土土間(たたきどま)。その奥には吹き抜けがある。入居できるのは大学や大学院、高等専門学校などに通う女子学生5人。キッチンや風呂、トイレなどは共同で5つある部屋の広さはそれぞれ異なる。入居するには入居者団体を組織することや、地域の祭りなどに積極的に参加することが条件になっている。
家賃は5人1組で月5万8,000円。その他に、電気ガス水道などの維持管理費が約5万3,000円かかる。
市では7月に内覧会や体験宿泊、入居者の募集を始め、9月入居開始の予定となっている。
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