2020年11月26日 14:00更新
上越市立戸野目小学校の5年生が、自分たちで育てたもち米を26日にあるるん村で販売した。
5年生は今年、学校近くに借りた田んぼ4アールで、もち米「わたぼうし」を育ててきた。米作りは地元の農家 荒井昭作さんに教わり、田起こしでは昔ながらの鍬を使った。苗は手で植え、稲刈りも手刈り。
収穫はおよそ160㎏。コメは手作りの袋に詰めて「すまいる米」と名前をつけ、1袋2㎏が1,000円。
コメを買うと、児童が書いた赤飯と栗おこわのレシピが付いてくる。
購入した人は「せっかくレシピをもらったから、あるるん村で栗を買って栗ご飯にしたい」「一生懸命販売している姿に引かれて買った。正月に赤飯を作りたい」などと話していた。
コメは、70袋が1時間ほどで完売した。児童は「売り切れるか心配だったが、お客さんがたくさん来てくれてよかった」「頑張っているねと声をかけてもらって嬉しかった」などと話し、元気に呼びかけていた。
コメ作りを指導した荒井さんは「春の耕耘や代掻きから販売まで、児童たちはいい体験ができたと思う。元気に販売している姿を見ることができて嬉しい」と笑顔を見せた。
児童は収穫したコメを1㎏ずつ持ち帰り、家で味わった。
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