2020年08月13日 18:19更新
国際的な人道支援組織赤十字国際委員会の駐日代表が13日、高田図書館で開かれている平和展を訪れ世界平和を訴えた。
平和展に訪れたのは赤十字国際委員会のレジス・サビオ駐日代表の一行です。平和展には、シリアやソマリアなど世界の紛争地域の惨状とともに、赤十字国際委員会の活動を紹介する写真パネルが展示されている。
赤十字国際委員会は世界の紛争地域で住まいを追われた人やケガをした人の保護・救済にあたっている。サビオ駐日代表は、「過去の戦争だけでなく現在もある紛争から多くを学ばなければならない。私たちはこの状況をこれ以上生まないよう考えなければならない」と訴えた。
代表は、このほか、直江津捕虜収容所や名立機雷爆発事件に関する展示も視察した。
視察を終えたサビオ駐日代表は、「若い世代にこのようなことを二度と起こしてはいけない。忘れないでほしいと伝わる展示だった。上越市はこの展示で平和に貢献している。これからも続けてほしい」と話していた。
サビオ駐日代表はこの後、捕虜収容所跡地にある平和記念公園にも足を運んだ。
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