2020年06月30日 15:17更新
女性に選ばれた善兵衛ワイン!
今月にフランスで行われた「フェミナリーズ世界ワインコンクール」で岩の原葡萄園の赤ワインと白ワインが金賞を受賞した。
金賞を受賞したのは赤ワイン部門が「深雪花」、白ワイン部門が「レッド・ミルレンニューム甘口」。どちらも川上善兵衛の生み出した日本ワインブドウ品種を使用している。ふたつのワインが金賞を受賞するのは2年連続、ほかの柄もふくめると同園が金賞を受賞するのは3年連続となる。
「フェミナリーズ世界ワインコンクール」はパリで開催される。名前のとおり女性のソムリエや醸造家など600人が審査にあたり、テイスティングはブラインドで行うユニークなスタイル。世界中からワイン、リキュール、日本酒など4470アイテムの出品があり、日本ワインは15アイテムが金賞を受賞した。
今回受賞した「深雪花 赤」と「レッド・ミルレンニューム甘口」は2018年の製造のワイン。同園によると、この年は8月に雨が続いたものの9月は好天に恵まれ、育ちの良いブドウが採れたということ。受賞したワイン2種類は岩の原葡萄園をはじめ、市内の酒店、スーパーなどで購入できる。
栽培担当の石崎泰裕課長は「昨今経験したことのない気象が続き、ブドウにとって少しでもいい環境を作れるよう手間ヒマかけて労を惜しまずやっている。今回受賞した『深雪花 赤』は毎日の夕食で楽しめるワイン。『レッド・ミルレニューム甘口』は食事だけでなくデザートワインとしてお勧め」と話している。
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