2020年06月27日 04:00更新
山のごちそうが丸わかり!
上越地域に伝わる山菜料理の作り方を広く知ってもらおうと、上越市中央1にある「居食屋YAGAIYA」の信田紘基さんがレシピ本を出版し、話題を呼んでいる。
レシピ遺産~新潟県上越地域に伝わる山のごちそう~
1,800円(税別) A5判150ページ
信田さんは料理人として上越地域の山菜料理の奥深さに気付き、多くの人に知って欲しいと本をまとめた。信田さんは「小さい頃から食べているおばあちゃんの料理。それを色鮮やかにできる調理法を本にした」と話している。
内容は春夏編として、フキ、ウド、ネマガリダケなど15種類の素材を使った40以上のレシピが紹介されている。
指導したのは桑取地区の農家・山口ユキさん。
山口さんはフキミソでは、フキのみどり色を鮮やかに出すコツを紹介。信田さんは「山口さんは自然と対話してきた方で、年配から学ぶことはたくさんある。孫やお嫁さんと料理する方に読んでもらえたら」と期待を寄せている。
「レシピ遺産」の取り扱いはYAGAIYAをはじめ、上越市内の書店やあるるん畑、コンビニエンスストアなど。詳しくはYAGAIYA(025-545-1865)まで。
この後、秋冬編の出版を予定しているが、資金が不足しているためクラウドファンディングを活用して支援を呼び掛けている。サイトは「きびだんご」で、目標額は50万円。すでに秋冬編の取材も終わっているので、資金が集まり次第すぐ出版できるということ。
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