2020年05月30日 10:00更新
上越市四ケ所に今月11日、町家を活用した民泊「でん」がオープンした。
延べ床面積は234㎡、築150年の町家を活用した。1階には座敷やリビングなどの共有スペースが4つ、2階には寝室や座敷の他、囲碁や読書ができる娯楽部屋などが用意されている。
オーナーの北折佳司さんは「昔ながらの雪国の風情を楽しめる空間を目指した」と話した。
この他、北折さんは「でん」の近くに図書室として使える「書斎ごんざ」をオープンした。北折さんが集めた漫画や小説などが並んでいる。「ごんざ」は「でん」の宿泊者だけでなく地域の住民も利用できる。
さらに町家の空間を生かした美術館などを「でん」の周辺にオープンさせる予定。北折さんは「町家の再利用で壊されずに次の人に渡していけると思う。懐かしさの中に未来がある。昔を振り返ることがひとつの道になるのでは」と町家への思いを語った。
民泊「でん」は素泊まりで1人3000円、小学生以下は1000円。1日4組まで受け付けている。
問合せ: 北折さん 携帯090‐5192‐6418
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