2020年04月10日 13:40更新
雪室で貯蔵した酒粕を使ったパウンドケーキの販売が、上越妙高駅西口にあるプリン専門店「雪の香テラス」で4月10日にはじまった。
商品名は「雪の香パウンドケーキ」。味はプレーンと雪室抹茶の2種類。生地には雪室で貯蔵した雪中梅の酒粕が練りこまれている。 さらに、仕上げでも雪室で貯蔵した雪中梅をふりかけ、ほんのり日本酒の香りが漂う。
雪の香テラスによると、酒粕を使うことで生地が柔らかくなりコクのある味わいになるという。プレーン味はやわらかい触感と後味に残る酒粕のコクが特徴。雪室抹茶味はコクのなかにある、ほろ苦さが楽しめる。
同店の松木成徹さんは「酒粕を多くすると子どもが食べにくくなる。かといって少なくすると風味やコクが感じれなくなる。試作を重ねた結果、子どもからお年寄りまで楽しめるものになった」と話す。
パウンドケーキは4月10日(金)から上越妙高駅西口フルサット内の雪の香テラスや、お茶の専門店「正香園」などで販売される。価格はプレーンと雪室抹茶ともに900円(税抜き)。松木さんは「発酵の町 上越を代表するお菓子になれば」と期待している。
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