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1964年東京五輪 聖火ランナー 布施勝利さんにインタビュー

2020年03月24日 08:00更新

東京オリンピックの聖火リレーが県内でも予定されるなか、56年前の東京オリンピックで聖火ランナーを務めた上越市の布施勝利さんに当時の話を伺った。

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布施勝利さんは56年前、1964年東京オリンピックの聖火ランナーとして旧高田市の本町通りを走った。当時布施さんは19歳、新潟大学高田分校体育科の1年生で陸上部に所属。400mハードルで日本選手権やインカレに出場した。

聖火ランナーへのきっかけは陸上部の顧問からの推薦だった。布施さんは「経緯はわからない。顧問から聖火リレーの正走者に推薦したぞと言われて決まった。緊張したが『はい』と言って引き受けた」とふり返る。

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聖火が当時の高田市に入ったのは10月3日だった。布施さんは旧高田市役所前、今の雁木通りプラザ前で聖火を受け取り、市の代表としてトーチを持って本町通りを約1.2km走った。「当日は聖火が遅れてきたので、少しでも時間を縮めて次へ渡そうという思いしかなかった。最終ランナーが坂井義則君だった。陸上選手で同じ種目だったので、負けられないという思いがあった」。また一方で、聖火ランナーを務めた直後は「ほっとした。終わった…」と安堵したという。

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布施さんは大学卒業後、教員となり中学校の陸上部で指導にあたった。最後は妙高中学校の校長を務め、定年退職の後は地元の体育協会で働いた。当時を振り返り「聖火ランナーをしてみて、今後陸上に一生懸命精進しなければならないと思った。陸上人生のひとつのパワーになった」と。

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布施さんは現在74歳、聖火で使ったトーチを今も大切に保管している。これから走る聖火ランナーに向けて「良いコンディション、良い大会のなかやってもらいたい。緊張すると思うが、楽しんでやってほしい」と笑顔で話した。

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ご覧の記事の内容は2020年3月23日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 3月23日 19:00~3月27日 19:00まで)

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