2020年02月08日 09:39更新
子ども対象の県内で最も歴史のある絵画と版画コンクールの審査会が、7日上越市教育プラザで行われた。
このコンクールは上越美術教育連盟が県内の保育園、幼稚園、小・中学校や特別支援学校に通うこどもたちを対象に毎年開いている。
60回目のことしは、絵画が8494点、版画が6811点と合計1万5千点以上の作品が寄せられた。7日は予備審査を通過した約4500点から特別賞100点を選ぶ審査が行われた。
審査にあたったのは大学教授など8人。審査のポイントは、作者の表したいものがしっかりと描かれているか、新鮮な発想で個性的な表現をしているかなど。
審査員のひとりは「題材もバラエティに富んでいる。日常の体験や活動で印象に残ったり感動した場面をうまく表した作品がたくさんある。」と話していた。
審査はこの日の夕方までに終わり、結果は今月中に公表される予定。
なお、特別賞に選ばれた作品は3月8日(日)から高田図書館市民ギャラリーで開かれる特別展で展示される。
上越美術教育連盟の細川一貞会長は「子どもの素晴らしい個性が発揮された作品をぜひ味わってほしい」と話している。
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