2020年01月05日 17:14更新
火災や災害のない一年を願う上越市の消防出初式が5日、市内で行われ団員が伝統のはしご登りを披露した。
消防出初式は団員の士気向上や市民の防災意識を高めるために毎年行われている。上越市富岡の上越ショッピングンセンター アコーレでは、板倉方面隊の団員約35人が参加し、地元で130年続くはしご登りを披露した。
高さ約7mのはしごは28人が下で支え、登り手7人が伝統の21の技を披露した。個人演技の「逆さ大の字」や「吹き流し」の他、5人で行う「一番まとい」など、技が決まるたびに観客から拍手が送られた。
板倉方面隊第二分団豊原第一部の栗和田顕さんは「火事を起こすと全てを失う。自分たちはそうならないよう消防団活動に尽くしている」と話し、火災がない一年を願っていた。
また板倉方面隊第二分団団長の鈴木一則さんは「練習通り怪我なく安全に出来た。良い出来栄えだった。令和2年は全国的に火災がなく、平和な1年で終わりたい。団員の活動が減ることが一番の平和」と話した。
会場には、消防車両も展示され、大勢の家族連れなどでにぎわっていた。
※ご覧の記事の内容は2020年1月6日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 1月6日 19:00~1月10日 19:00まで)
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