2019年07月25日 15:55更新

卸や小売業者から上越産のコメに対する意見や要望を聞く懇談会が、24日開かれた。

出席者からは「食味・品質に高い評価をもらっている。客から指定されるほど。えちご上越産米は自信を持って取り扱っている」など、味、質ともに上越のコメ作りを評価する声が相次いだ。

この懇談会は、JAえちご上越が卸売り業者や小売業者などを招いて、毎年開いている。18回目の今年は、全国各地から過去最多となる44社が参加した。

JAえちご上越では、田植えの前に業者から注文を受け、計画的に栽培をおこなう契約栽培を進めていて、その結果、コシヒカリの作付けを７割から４割に減らし、要望の多い新品種「つきあかり」などの作付けに回してきた。

 卸業者からは「顔の見えるお付き合いをしたい。販売場所や方法を示して需要に応じた米作りをしてもらい、我々は的確に販売する形を作りたい」と今後も連携を求める声も聞かれた。

JAえちご上越の青木克明経営委員会 会長は「卸や消費者の需要に応えるコメ作りを強化する。生産者にも消費者が求めるコメを示して生産に力を入れるよう伝えていく」と話していた。

※ご覧の記事の内容は2019年7月25日（木）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch） 初回18:30～ 

※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間 7月25日 19:00～ 7月31日 19:00まで）