2017年12月28日 11:54更新
えちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」の冬の運行に観光バスを利用したツアーが加わることになり、27日リハーサルが行われた。
えちごトキめき鉄道では、去年リゾート列車「雪月花」を冬の期間にも運行し、高田の雁木通りや能生のかにや横町を訪ねるツアーを実施。好評だったことから、今シーズンは運行回数を倍以上の25回に増やした。このうち高田の雁木通りを訪ねるツアーが来年1月6日から始まるのにあわせ、27日関係者によるリハーサルが行われた。昨シーズンは高田駅から歩いて雁木通りを散策したが、利用者の多くが雪がほとんど降らない首都圏のシニア層だったことや城下町の景色を求める声があがったことを受け、今シーズンは短い時間で広範囲をまわれる観光バスが利用された。
コースは、南本町や高田公園を車中から見物しガイドから雁木や高田城の歴史などについて説明を受けたあと、本町6丁目の高田世界館を訪れ、日本最古といわれる映画館の歴史に触れる。さらに東本町1丁目の瞽女ミュージアムでは、高田瞽女の歴史や昔ながらの町家を見学。ここではおみやげ品の購入や雪国の防寒具、角巻やとんびを着て記念撮影もできる。
えちごトキめき鉄道の嶋津社長は、観光バスが加わることで高田の観光が本格化すると期待を寄せていた。高田の雁木通りを訪ねる「雪月花」は、来年1月6日から2月25日までで16便運行される。
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