2022年03月11日 09:00更新
実験を通じて化学を身近に感じてもらおうと、上越市大潟区に工場のある第一工業製薬が、上越市立大潟町小学校で8日、界面活性剤を使った出前授業を行いました。
出前授業を受けたのは、大潟町小学校6年生の児童75人です。
この日は大潟区に工場のある第一工業製薬のスタッフが、界面活性剤を使った4つの実験を行いました。
界面活性剤は、マヨネーズや石鹸、クリームなど、身近な製品に使われています。
6年理科担当 弓納持豊教諭
「6年生は理科で水溶液を勉強。その延長として理科の面白さ、地元企業に学ぶキャリア教育も」
実験では、赤い色をつけた水と色の無い油に界面活性剤を加えて混ぜました。活性剤は水と油、両方に馴染みやすい性質があります。
このあと、界面活性剤に食塩水を交ぜてハンドソープを作りました。活性剤の性質によって、水と油がまじりあい汚れを落とす効果があります。
児童は「ハンドソープ作りが一番楽しかった。化学という感じもしたし、石鹸のことが分かった」
児童は、作ったハンドソープを家に持ち帰り、その効果を試すということです。
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