2021年06月11日 17:00更新
上越市は行政手続きにおける市民の負担軽減を図るため、これまで押印を求めていた書類を記名や署名で完了できる方式へと移行を進めています。
上越市ではこれまで、行政手続きの1707様式で押印を求めていました。そのうち9割以上にあたる1589様式で押印の必要をなくし、記名や署名の方式に移行します。記名や署名で手続きが完了できることで、印鑑を忘れたときに手続きができない不便さを解決することができます。
旧様式(例)
新様式(例)
市総務管理課の篠宮孝宏副課長は「市民の負担軽減を第一に、混乱しない行政手続きを目指している。記載例を示すなど、窓口で説明して対応していく」と話していました。
現在、各担当課で見直しを進めていて、5月20日時点での進捗率は74%だということです。市では、今月末までに全ての移行作業を完了する見込みです。
なお、法人や団体のみを対象とした手続きや、実印と印鑑証明を求める手続きなどは、引き続き押印を継続します。市では、市のホームページや来月号の広報上越でも周知するということです。
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