2020年12月18日 18:02更新

今年度の「PTA文部科学大臣表彰」に上越教育大学附属小学校のPTAが選ばれた。

「優良PTA文部科学大臣表彰」は今年度、小学校、中学校の部門で122団体が表彰を受けた。このうち新潟県からは4団体が受賞、上越市と妙高市では上越教育大学附属小学校と妙高市立斐太北小学校が選ばれた。

18日は附属小学校のPTA会長、井部真介さんが上越教育大学の大庭重治理事を訪ね、受賞を報告した。

附属小学校では例年、運動会などの行事の準備を上越教育大学の教育実習生が手伝っていたが、今年度はコロナ禍で中止、かわりにPTAが引き受けた。また、全校児童406人分の給食着をPTA会費で購入、児童一人一人に配った。さらに、昨年度からは保護者による登下校の見守りを始め、児童の安全面の強化に繋げている。

井部PTA会長は「例年通りのPTA活動ができない中で、保護者がアイデアを絞って学校行事に協力して頂いた。その評価を頂いて非常に嬉しく思う。子どもたちのために学校の助けになるよう活動していきたい」と話した。また、附属小学校の松岡博志副校長は「コロナ禍の中、PTAの今年度の方針を会長を中心にはっきりと決めたことが充実したPTA活動に繋がった」と感謝していた。