2019年01月23日 18:58更新
妙高山と火打山の自然環境を守るため、登山者から入域料を受け取る実証実験が昨年10月に行われ、一定の実績があがったことを受け、妙高市と環境省は前回より、期間を長くして今年も実験を行うことになった。
社会実験は、環境省と妙高市が協力して昨年10月1日から21日まで行われた。入域料は妙高山と火打山の登山道整備や、ライチョウの保護にあてる目的で500円としていた。窓口は笹ヶ峰と燕温泉、新赤倉登山口の3か所。登山者には任意での協力を求めた。
その結果、入山者3,459人のうち75%が協力、146万円が集まった。これは実験前に想定した協力者65%、入域料100万円程度を超えたものとなった。
また登山者アンケートでは、入域料金は500円を妥当と答えた人が59%、1000円がおよそ15%だった。
妙高市、県、環境省は22日、検討会をひらき、今後の方針を話し合った。それによると、入域料とその使い道についてホームページなどでPRを徹底したうえ、今年も引き続き実験を行うことに。期間は昨年の21日間より長い、7月1日から10月31日まで。
関係機関ではその後、本格的な入域料の導入を検討していくということ。
※ご覧の記事の内容は2019年1月24日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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