2016年12月26日 18:10更新
妙高高原地域のスポーツ、健康づくりの拠点として建設が進められていた妙高高原体育館が完成した。妙高市では、4年前から笹ヶ峰高原やいもり池でのウォーキングや、温泉を活用したエクササイズなど、健康づくりに取り組む健康保養地プログラムを進めており、その拠点として妙高高原スポーツ公園内に妙高高原体育館が建てられた。
体育館1階には、直径18.6mの円形プールがある。プールの水には南地獄谷に源泉がある池の平温泉の温泉水が使用されている。水温は33℃、深さは1.1mで通常のプールよりやや浅め。泳ぐよりも、水中での運動を通して体力や健康を保つ目的がある。温泉水の中で運動することで、温泉が持つ効能も期待できる。
また、温泉水を使ったジャグジーや、足湯もあり、心と体を癒す効果があるという。
2階にはアリーナ。広さは1,542㎡。バスケットコートとバレーボールコートが2面。バドミントンコートが8面入る広さ。壁には木材がふんだんに使われていて、大きな窓からは陽の光がたっぷりと入る。
また3階部分にはアリーナを囲むランニングコースがある。
体育館は来年春オープン予定。施設には、健康につながるトレーニング法を教える指導者が常駐する他、市民を対象にした運動教室などが開催される予定。
※2016年12月26日 ニュースLiNKで放送 18:30~