2024年04月12日 18:08更新
上越市在住の60代の男性が特殊詐欺被害にあい、電子マネー10万円分と現金70万円をだまし取られたことが12日(金)までにわかりました。警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。
警察によりますと、今年4月5日、男性の携帯電話に実在の金融業者名でショートメールがあり、記載されていた電話番号に電話したところ、「サイト利用の請求が10万円ある。立て替えたので支払ってもらいたい」などと言われ、コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入し、番号を伝えました。
その後、10日までの間に、情報セキュリティ関連のNPO法人等を名乗る者から「サイト利用料金が20万円ある」、警備業者から「50万円を支払って保険に加入すると、今まで振り込んだ30万円が返金される」などと電話があり、それらを信用した男性は指示されるがままに合計70万円を指定された口座に振り込み、だまし取られました。
その後、さらに警視庁を名乗る者から「返金される30万円は犯罪収益として差し止めた」などの電話があり、このやりとりを不審に感じた男性が12日(金)に妙高署に相談したところ、詐欺だと気が付いたということです。
警察では、電話やメールでお金を要求された場合はすぐに支払わずに、まず詐欺を疑い、家族や警察に相談するように呼びかけています。
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