2023年09月13日 17:06更新
能生漁港では、底引き網漁が今月解禁され、旬のメギスがつぎつぎ水揚げされています。
底引き網漁は9月から解禁となります。 能生漁港で水揚げされているのはメギス、今が旬です。
漁場は、港の沖合3キロほどにあります。上越漁業協同組合によりますと、能生漁港ではきょう、およそ2000キロのメギスが水揚げされました。
上越漁業協同組合 黒坂智成課長
「例年に比べて大きめで、脂がのっていておいしい」
上越漁業協同組合 磯谷光一組合長
「一番おいしいのは塩焼き。やっぱり塩焼きが一番味が分かる」
このほか、時季外れながら、スルメイカやノドグロなども水揚げされました。底引き網の解禁から2週間ほど、禁漁期間に比べると、全体の漁獲量は3倍ほどということです。
近年指摘される海水温の上昇による影響はどうなのでしょうか?
上越漁業協同組合 磯谷光一組合長
「(例年の水温が)25度くらい。今、28.3度だから3度くらい違う」
漁豊丸 佐藤和教さん
「昔の常識が通用しにくくなっている。周期がずれて早くなっている魚や遅くなっている魚がいる」
上越漁業協同組合では、高温状態は続いているものの、少しずつ季節が変わってきたとみています。
上越漁業協同組合 黒坂智成課長
「(高温で魚が)深海の方へ潜っていたが、少し水温が下がってきたので(魚が)上がってきたのではないかと思っている」
水揚げされた魚は、上越市内の鮮魚店、魚勢やスーパーイチコ、ナルスなどに並びます。
上越漁業協同組合 磯谷光一組合長
「ほかとの違いを見てもらいたい。ここの魚は脂がのっているので食べ比べてみると分かると思う」
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.