2022年08月02日 10:55更新
上越市三和区の夏祭り「さんわまつり」が3年ぶりに開かれ、地元の小中学生が盆踊りを披露するなど、大勢の人でにぎわいました。
三和区では、地元の人が日頃の習い事の成果を発表したり交流を深める場として、夏祭りを開いています。今年は、コロナ禍で3年ぶりの開催となりました。
実行委員長 渡邉正芳 さん
「旧三和村の時代に祭はあったが、合併後は11年やめていた。住民からの声があり復活させた。子どもたちの楽しそうな声を聞いていると、やってよかったと思う」
会場の三和スポーツ公園では、地元で活動するバレエやダンスなどのステージや、ヨーヨーすくいなどの子ども縁日でにぎわいました。
なかでもひときわ長い列ができていたのが、千本引きです。一回50円で、地元のお店で使える1000円分の商品券や三和牛乳などが当たります。
また、イベント初出店となる地元のマンマルテラスのほか、カレー販売のF-TRUCK112YOなどキッチンカーが並びました。
来場者は「久しぶりで、こんなに賑わったのは初めてではないか。みんなが一団となって盛り上がる、やっぱり祭はいい!」などと話していました。
夕方になると、お待ちかねの盆踊りです。中心で踊るのは、三和中学校の生徒です。学校では、地域に伝わる「越後さんわ音頭」を、地域の人に教わって6年前に復活させ、毎年学校の体育祭などで踊っています。今年も夏祭りで披露しようと、練習を重ねてきました。
生徒会長の秋山義一郎さんは「(越後さんわ音頭は)三和区の人にとって大切な伝統。それを自分たちが受け継げてよかった。思い出のある祭りなので、大人になっても参加したい」と笑顔で話していました。
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