2022年02月27日 08:51更新
給食に「朱鷺と暮らす郷認証米」を使用している東京都世田谷区の明正小学校で、認証米制度や佐渡での米作りに関する食育授業が25日に行われました。
この食育授業では、佐渡市の職員が現地に出向いて説明したほか、佐渡の田んぼから農家がオンラインで中継し、東京の児童に米づくりについて紹介しました。
授業を通して、生産者と消費者をつなぎ、生産現場の取り組みを知ってもらうことで、食べ物への感謝の気持ちを育んでもらうことがねらいです。また環境学習としての役割も兼ねています。
佐渡の田んぼから行われたオンライン配信では、農家の齋藤真一郎さんが農薬や化学肥料を減らした生き物を育む農法についてや、実際にトキが生息する場所について紹介しました。また明正小学校では、佐渡市の職員がトキの生態や認証米制度について説明しました。
子どもたちは、実際に生産されている環境や係る人の思いなどを知り、より食への関心を深めていました。
農家 齊藤真一郎さんは「オンラインで伝えるのは難しい。でも、子どもたちが自分たちが食べているものが、どう環境につながっているのか知ってもらい、環境を大切にしようという気持ちを持ってもらえたら嬉しい」と話していました。
佐渡市では今後もこのような取り組みを広めていきたいとしています。
佐渡テレビジョン
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