過去最高のでき！イチゴ農園「苺の花ことば」で越後姫の出荷

2019年11月15日 19:01更新

上越市大潟区長崎にあるイチゴ農園「苺の花ことば」では越後姫の出荷が始まっている。 Still1115_00001 (3)

Still1115_00020 苺の花ことばでは6棟のハウスで約1万5000株のイチゴを栽培している。そのほとんどが越後姫。収穫は今月5日から始まり、地元スーパーや直売所への出荷で忙しい日が続いている。 Still1115_00003 (1) 苺の花ことばの髙橋和樹さんは「今まで過去にないくらいの出来。今年は去年から環境管理変えたのが大分良く、甘みもしっかり乗っている。今の時期は本来甘みは乗らないが、今年はしっかり乗っている。越後姫自体、酸味が少ない品種で酸味が抑えられて甘みが立っている」と話した。越後姫は通常、重さ15グラムほど糖度は10を超えるくらいだが、ここでは旬になる前の今でも倍以上の30グラムほどあり、糖度は15を超えている。 Still1115_00009 (1) Still1115_00010 その理由は農園の管理システムにあり、ここではハウスの温度や湿度、苗木に与える水や二酸化炭素の量などを30分おきにスマートフォンで確認できるようになっている。それによって、細かい調整ができ、越後姫のおいしさを最大限に引き出すことができるという。 Still1115_00011 高橋さんは「毎日1時間1時間が勝負。良い精度で管理すれば良いイチゴができる。時期によって甘みと酸味のバランスが変わる。その時期の味を楽しんでほしい。これからお歳暮などギフトの時期に入るが、その頃にも違った味が楽しめると思う。」と今シーズンの過去最高の出来に太鼓判を押した。 Still1115_00017 苺の花ことばの越後姫は農園のほか、あるるん畑やスーパー、イチコで販売されている。