2019年09月02日 15:35更新
新米がつくった「新米」です!
稲作を知らないJAえちご上越の新人職員15人が2日、稲刈りに挑戦した。田んぼは休耕田だったところを新人が再生した。JAえちご上越では毎年、新人の配属前に2、3日程度の農業研修を行ってきたが、今年はそれを見直し、コメづくりすべてに取り組んでもらうことに。人事教育課の志賀雄一さんによると「1年がかりの栽培体験は全国でも前例がないと思う。昔は農家出身の職員が多かったが、今は非農家が多い。通年栽培することで農家の話を理解できるようになってくれれば」と話す。
新人15人のほとんどが本格的なコメ作り、コンバインに乗るのも初めての体験。ベテラン職員に操縦を教わりながら、1人ひとり田んぼを一周ずつイネを刈った。
コメは業務用米の「つきあかり」で、20aの田んぼはもともとは休耕田だった。新人たちで土を起こし、ほ場整備したということで、収穫の喜びもひとしおとなった。園芸畜産課の新人は「出来はまずまず。おいしいお米になってくれれば。」支店の窓口業務担当の新人は「田植えはついこの間のよう。いざ稲刈りを迎えるとあっという間。今日の経験を生かしてJAの利用客とコメ作りの楽しさをわかちあいたい」と話していた。
収穫したコメはおよそ1トン。この秋JAの支店などで行われる農協まつりでおにぎりとして振る舞われるほか、あるるんの杜のレストランメニューにも「新人が育てたコメ」として登場するという。
※ご覧の記事の内容は2019年9月2日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 9月2日 19:00~ 9月6日 19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.