2019年08月09日 09:46更新
妙高市立妙高小学校の児童が、地元の自然や歴史を題材にした「妙高かるた」づくりに今年春から取り組んでいる。8日は、これまでに作った読み句を手直しする講習会が開かれた。
カルタづくりは、妙高小学校で読み語りボランティアをしてきた「絵本を楽しむ会ひだまり」が企画。会で、全校児童102人に読み句づくりを呼び掛けたところ、これまでに195句が寄せられた。予想以上の反響だったという。
会の講師、 井沢秀峰さんは「率直な気持ちすばらしい。選ぶのにどうしようかな~という気持ちだ」と傑作ぞろいにうれしい悲鳴。一方、読み始めの一字がおなじものに人気が集中したり、題材も似たようなものに偏る傾向があった。
8日は、作品を作った子どもたちといっしょに句の手直しや詠み直しが行なわれた。
会では、冬までに読み句を44句に絞り込み、専門家に絵札の制作を依頼、来年にはカルタを完成させることにしている。絵札はA3サイズの予定で、完成したらジャンボカルタ大会を開きたいとしている。会では「子どもたちが大人になっても誇れるカルタに仕上げたい」と意気込んでいる。
なお、すべての読み句は、秋の文化祭や妙高地区のふるさとまつりで公開される。
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