2019年08月03日 17:26更新
上越市寺町3丁目で3日、寺院巡りやガイド散策が楽しめるイベント「時遊時間」が開かれ、家族連れなど大勢の人でにぎわった。
このイベントは、全国でも珍しい60を超える寺院がある寺町に光を当て、多くの人に歴史や界隈の魅力を知ってもらおうと、上越青年会議所が企画した。
参加者は寺町3丁目を中心に、寺を巡り普段は見ることができない寺宝を見物したり、スタンプラリーや御朱印巡りを楽しんでいた。ガイドウォークでは、寺町の住民が案内人を務め、実際に寺を巡って歴史や魅力を紹介していた。
訪れた人は「なかなかお寺に入ってじっくりと中をみる機会がない。とてもいい機会になった」と話していた。
またメイン会場の広場では、上越市立大手町小学校の児童が、昔遊びを体験する企画を担当した。大人も子どもも一緒になって、手作りの寺町に関する「かるた」や、はないちもんめなど昔懐かしい遊びを楽しんでいた。
この他、会場には職人体験コーナーも設けられ、親子で鳥の巣箱や、銅板を曲げて器を作ったり普段はできない体験をしていた。
上越青年会議所では「こうしたイベントを通じて、多くの人に寺町の魅力を再発見してもらいたい」と話してた。
イベントは今夜9時までの予定で、夜に寺を巡るナイトウォークも開かれる予定。
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