2019年08月03日 04:00更新
上越市岩木にある居酒屋で夏休み限定の子ども食堂がオープンした。お昼時には近所の子供たちの元気な声が響いている。
ランチ営業ののれんがかかる居酒屋「くまごろう」。子ども食堂は、ここで開かれている。運営するのは、店主の大瀧聡史さん。地域の役に立ちたいと小学生を対象にこの夏休みから始めた。
きっかけについて大瀧さんは「近所に日中子供だけで過ごす家庭がある。私の子供も1年生。お昼を一緒に食べてもらえれば良いかなと思った。」と話している。
オープンは月曜から金曜の平日で、正午からの1時間半ほど。費用は一人200円で、前日に連絡すれば利用できる。
取材した日のメニューは、からあげ丼とみそ汁。もちろん出来立てのアツアツだ。
大瀧さんは「子供たちはみんなで食べるので楽しんでいる。親からは昼食がパンだけになる家庭もあり、ありがたいという声も届く」とやりがいを感じている。
子どもたちは多い時で10人も集まるという。みんな大瀧さんとは顔なじみで会話も弾む。
食事の後は、宿題の時間。その後にはおやつタイムもある。
大瀧さんは「儲けは無いので寄付があると助かる。また、宿題を教えてくれる学生さんがいればありがたい」
「子供は地域の宝。活発に元気よく食べて楽しんでくれれば一番うれしい」と話していた。
この子ども食堂は、お盆期間と土日を除いて夏休みいっぱい続けられる。
大瀧さんは、要望があれば冬休みや春休みも子ども食堂を開きたいと話していた。
居酒屋くまごろう
問合せ:大瀧聡史さん TEL025-525-8389
※ご覧の記事の内容は2019年8月2日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 8月2日 19:00~ 8月8日 19:00まで)
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