2019年05月09日 14:10更新
上越市大町3で葬祭業を営む株式会社 桶孫が、5月7日に新潟地方裁判所高田支部に自己破産の申立てを行い、破産手続の開始決定を受けた。負債は約1億7,600万円とみられている。
帝国データバンクによると、桶孫は江戸時代の創業で、1987年に法人化した葬祭業者。
2000年11月に「セレモニールーム大町」を建設して業務の拡大を進め、2005年3月期の年収入高は約1億1,000万円を計上していた。しかし、ホールは小規模であったことと、他社との競合激化により利用者が減少したため、近年の収入高は伸び悩み、不採算となっていたと見られる。
このため資金繰りに行き詰まり、先行きの見通しが立たなくなったことから事業の継続を断念したもの。
負債額は債権者39人に対して1億7,678万円だった。
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