2019年05月02日 14:56更新

5月2日は立春から数えて八十八日目、「八十八夜」。農業の開始時期とともに、この日に新茶を飲むと1年を健康に過ごせると言われている。上越市にあるお茶の販売店でも新茶が並び始めた。

上越市本町４丁目の「お茶の小酒井園」では静岡県掛川市や福岡県八女市で採れた新茶が並んでいる。新茶はその年の最初に芽吹いたものを加工した一番茶のことで、ほかの茶にはない新緑のように爽やかな味と香りが特徴。ことしは3月、4月と低温の日が全国的に続いた影響で例年より1週間ほど遅い入荷という。同店の小酒井節子さんによると「低温の日が続いた影響で出来がよくないかなと心配していたが、温度が低かった分芽伸びがよく、産地で雨も少なかったため、味がしっかりと葉に集中しておいしくできている。」と話している。新茶は6月いっぱいまで並ぶものの、独特な強い香りを楽しむのであれば今月中に飲むのがおすすめ。小酒井園では普段お茶を飲む機会の少ない若者向けに新茶のティーバックも新たに準備していて4日(土)には店頭に並ぶという。小酒井さんは「ビタミンCもほかの時期より多いので、からだにも新茶は良い。季節ということでお茶飲み話をしながらぜひ味わって。」と話していた。

※ご覧の記事の内容は2019年5月2日（木）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch） 初回18:30～
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間日2日 19:00～5月9日 19:00まで）