2019年04月26日 18:30更新

上越市立水族博物館うみがたりで、マゼランペンギンのひなが次々と誕生している。 

 ふ化から一週間ほど、マゼランペンギンのひな。昨年オープンしたうみがたりでは、初めてのひなの誕生となる。飼育担当の上野浩太郎さんは「 順調に育っている。環境が変わって今年は卵を産まないかと心配していたがペンギンが頑張ってくれてほっとしている」と話した。

マゼランペンギンの卵は、3月はじめから次々とふ化し、きょう26日現在、16羽となっている。ヒナは生まれた時は体長10cm、約100gだが、3週間ほど経つと体長45cm・2㎏ほどになる。

ひなはこの羽が抜け落ちるまでの2か月間巣穴で過ごし母鳥からエサをもらう。巣穴はマゼランペンギンの一大生息地であるアルゼンチンの環境に似せて作られた。飼育担当の 上野さんによると、以前の水族博物館では、ふ化のあとひなの半数ほどが2.3日で死んでしまったが、今年は9割が元気に育っているということ。

うみがたりでは、新しい環境にしたことで、親鳥が子育てしやすいのではないかとみている。上野さんは「ひなを近くで見るのが難しいかもしれないが訪れた時には巣穴をのぞくように見てもらえれば」と話していた。 

現在、うみがたりで飼育しているマゼランペンギンは100羽以上、その半数が自然繁殖ということ。

うみがたりはゴールデンウィークに合わせて、27日から通常より2時間はやい午前8時から営業する。イルカショーなども回数を増やす。ただ、バックヤードツアーは期間中実施されない。

 ※ご覧の記事の内容は2019年4月26日（金）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch） 初回18:30～
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