2019年04月24日 12:29更新
住宅街の近くで林野火災が発生した場合に備えた消防訓練が、きょう24日上越市国府の愛宕神社行われた。
訓練は、愛宕神社周辺で林野火災が発生し、風にあおられて、近くの住宅地に拡大する恐れがある想定で行われた。
火元は林の中にあるため、消火活動は、神社境内から5本のホースを繋いで行われた。消防車から火元まで標高差は15mある。
神社となりにある介護施設への延焼を防ぐため、長さ20m、高さ6mの水の幕を張る。上越北消防署の小島修一署長は「普通の山火事ではなく、近くに建物がある地形での訓練。水の幕を張って延焼を阻止する方法をとった。山火事は隊員同士の連携が大切」と訓練を振り返った。
24日の訓練には、林野火災や山火事を経験したことがない若い署員が参加し、指導を受けながら消火活動にあたった。
上越北消防署によりますと、ゴールデンウィーク前後の時期は、雪が消え、地表に枯草が多いため、林野火災が起りやすいということ。
今年度は、上越消防本部管内で林野火災には至らないものの、たき火が燃え広がった事案が4件発生し、消防車が出動している。小島署長は「乾燥する時期はまだ続く。安易に焚き火しないしないでほしい。日頃から火の用心を心掛けて。」と呼びかけた。
※ご覧の記事の内容は2019年4月24日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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