2019年04月23日 19:10更新
U・Iターンをしっかりサポート!
上越市は、人口減少に歯止めをかけようと、移住を希望する人にむけた専門相談員を今年度から配置することになり、23日に辞令を交付した。辞令が交付されたのは、上越市石橋出身の柳原志保さん、41歳。柳原さんは、これまで東京の旅行会社で勤務した経験がある。今後は、移住・定住コンシェルジュとして、上越市に移住した人や移住を検討している人のさまざまな相談に対応する。また、移住希望者への現地案内や首都圏で開かれるU・Iターン促進イベントのサポートにもあたる。柳原さんは、「直江津出身で地元に戻って来ると祭りに参加させてもらった。地域の方々の優しさや人間味溢れた温かさを魅力として発信していきたい。」と志望した動機などを話した。
柳原さんに辞令を交付した村山市長は、「前例がない仕事ですが定住したい人はたくさんいると思う。それぞれの声を聞いて活躍してください」と激励した。激励の言葉を受けた柳原さんは、「Uターン者という経験もあるので、それを生かして頑張っていきたい。」と意気込んでいた。
上越市の人口はことし4月現在で19万2,000人ほどで、去年の4月からの1年間で2,000人以上減っている。そうした中、昨年度、上越市へU・Iターンした人は、1月末現在で12組15人。市では、今年度43組62人を目標として移住者を増やしたい考え。上越市の自治・市民環境部 自治・地域振興課 廣川 正勝 副課長は、「よりきめの細かい、相手に寄り添った対応をしたいと思った時にスキルやノウハウを持って持続的に対応できる体制がこれまでは難しかった。新しい体制を組ませてもらった。」と今後の取り組みに期待した。
※ご覧の記事の内容は2019年4月23日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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