2019年04月10日 16:37更新
上越市名立区にある上越市立名南保育園と私立たちばな保育園を施設の老朽化などから統合し、新しい市立保育園を建設することになり、工事の安全祈願祭が10日に行われた。
市立名南保育園と私立たちばな保育園はどちらも築50年ほどで老朽化がすすんでいて、立地環境が土砂災害警戒区域内にあることから安全面に不安があり統合が決まった。また名南保育園の園児数は今年4月現在で13人。ここ数年は定員割れの状態が続き、集団保育の効果が薄れていた。
こうした中で上越市は「(仮称)名立区新保育園」を名立コミュニティプラザのとなりに建設することになった。きょう10日は工事を前に園や近隣町内会の関係者などが出席して安全祈願祭が行われた。市が公営と民間の保育園を統合するのは吉川区に続き2例目。いわゆる公設民営となり、たちばな保育園を運営する社会福祉法人江恵会が運営する。
新しい園舎は延床面積が772㎡。木造平屋建てで遊戯室を囲むように保育室などを配置するセンターホール形。また未満児の保育室には床暖房を取り入れ、冬も快適に過ごせるようにする。定員は60人で総事業費は約3億2千万円を見込んでいる。開園は来年、令和2年4月の予定。
※ご覧の記事の内容は2019年4月10日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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