2019年02月17日 20:09更新

今年の秋、新潟県全域で「国民文化祭・にいがた2019」の初開催に合わせ、上越市では2010年に上演された市民創作音楽劇「くびき野の歌」が9月に再演される。それに向けて演劇や合唱の基本を学ぶワークショップが16日から上越文化会館で始まった。「くびき野の歌」は元々、上越文化会館の設立30周年を記念して9年前に上演された市民創作音楽劇。脚本は地元出身の児童文学作家杉みきこさんが手がけている。ことしの上演は9月21日、22日の2日間。当日は演奏する上越交響楽団とあわせ市民約80人が出演することになる。文化会館によると出演者のオーディションは4月以降に行なわれる予定。このワークショップは3月17日まで全12回のスケジュールで行なわれる。参加者はくびき野の歌に出演したい人だけでなく、出演を希望しなくても音楽や演劇に興味を持った中学生以上なら参加可能。この日の合唱のワークショップには9人が参加し、オペラ歌手のシモン鈴木さんから歌いだすときの息継ぎの仕方や歌声をホールに響かせるための発声方法を学んだ。参加した女性は「楽しそうだったから参加した。あんまり経験したことないので表現することの面白さを感じる。オーディションは無理だが上演を見ることを楽しみたい。」と話していた。また9年前に出演した男性も参加していて「上手ではないが皆とやれるのが楽しみ。特に演劇は厳しさの中に面白さを感じた。皆さんについていけるか心配だが頑張りたい。」と2回目の出演を目指していた。※ご覧の記事の内容は2019年2月18日（月）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間 18日 19:00～22日 19:00まで）