2018年10月20日 14:51更新
上越市立大島中学校の生徒がご当地どんぶり「ほたる丼」を考案し、21日に地元の人を招いて試食会を開いた。
これが中学生が考案した「ほたる丼」。ほたるをイメージしたビビンバ風の丼ものだ。ご飯の上には、かぐら南蛮などで味付けした、地元産の山菜や県内産牛肉がのっている。見た目も工夫し、ホタルの触角は地元産のワラビ。ホタルの光は厚焼き玉子で表現した。卵にはご当地キャラクター「おーちゃん」の焼印が押されている。
大島中学校の生徒は、地域活性化のアイデアのひとつとして、昨年「ほたる丼」を考案。これまで商品化を目指し、見た目や味の改良を進めてきた。今回は2回目の試食会で、地元の飲食店関係者や、まちづくり振興会などから25人以上を招いた。
生徒は初めに、招待した人を前に「ほたる丼」が完成するまでの経緯や、使用した具材、ホタルをイメージした盛り付けなどについて説明した。
続いて試食会では、それぞれがホタルをイメージした盛り付けをし、生徒も一緒になって味を確かめた。
試食した人からは「大島産にこだわっていて、おいしい。商品化もいけるのでは」という声が聞かれた。また飲食店関係者は「中学生が頑張っているので、なんとか店で取り扱ってあげたいという気持ちはある。色合い、盛り付け、商品として売っていくにはまだ改良が必要だが、何とか形にして地元を盛り上げいかなければいけない」と話した。
中学生は「完成度は80点。皆さんからおいしい、おいしいといってもらえ、うれしかった。大島周辺から広げ、いずれは上越に広がってほしい」とほたる丼の広がりに期待していた。
学校によると、今後は田舎体験などで大島に訪れる人たちに、「ほたる丼」を提供できるよう検討を進めていくということ。
※ご覧の記事の内容は2018年10月22日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch)初回18:30~
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