2018年10月19日 04:40更新
大潟区出身の作曲家小山作之助について学んできた公民館講座の受講生が、18日、観光ガイドとしてデビューした。
18日に大潟区で小山作之助の歌碑や生家をめぐるツアーが行われた。ここでガイドを務めたのは、大潟地区公民館の講座を受講した60代以上の7人。全員がガイドを務めるのは初体験だ。ガイドでは、作之助の代表作「夏は来ぬ」が夕方5時の時報として使われていることや保育園で歌い継がれていることなど地元ならではのエピソードを交えて解説した。
7人は、2年前から大潟区の歴史や郷土の偉人小山作之助について学んできた。受講は今年度いっぱい続くが、作之助の魅力を多くの人に伝えたいと自発的に公民館主催のツアーでガイドを務めることにした。
ガイドの締めくくりには、参加者全員で「夏は来ぬ」を合唱した。ガイド佐藤和子さんは「8分くらいの出来だった。ガイド初心者だが、これからも活動し大潟を訪れた人に満足してもらいたい」と話していた。
公民館ではデビューしたガイドの活動を今後も支援していくことにしている。
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