2018年10月05日 15:56更新
大型で強い台風25号が東シナ海を北上し、日本海に達する見込み。気象庁ではあさって7日、最も台風が新潟県に接近するとして警戒を呼びかけている。こうしたなか、上越市北方にある岩の原葡萄園では、ブドウの収穫が急ピッチで進められている。
岩の原葡萄園では先月からブドウの収穫期に入り、今はマスカット・ベーリーAを収穫している。今年は、相次ぐ台風の来襲で、例年より早いペースで収穫を進めてきた。マスカット・ベーリーAの収穫は現在7割ほど。
一方、ブドウ棚の周りが風を防ぐネットで覆われている。通常は、ブドウ棚に風を通すためネットをまくり上げているが台風にそなえてネットを下す処置をした。
先週、台風24号が接近したときには、葡萄園にある風速計で毎秒16mほどの風を観測したが、特に被害はなかった。しかし、今回の台風25号は日本海を北上する見込みということで、葡萄園ではこれまで以上に風の被害を警戒している。
岩の原葡萄園の建入一夫栽培技師長は「台風が西のコースを通るので、こちらは西風が入ってきそう。以前にも被害があったコースなので心配。今は収穫を急ぐことが最大の対策。防風ネットを張り巡らせるなど完璧とは言えないが、準備はできているつもり」と話した。
※ご覧の記事の内容は2018年10月5日(金)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch)初回18:30~
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