2017年01月31日 13:29更新

上越市立水族博物館が昨年末から年始にかけて、インターネットの「ニコニコ生放送」で生中継したイクラ丼に見立てたユニークな展示。集計の結果、71時間の放送で50万人が視聴し、31万件のコメントが寄せられたことがわかった。

 (写真提供:上越市立水族博物館)

サケの受精卵をイラク丼にみたて、卵の中で成長していく様子や、命の誕生を間近で観察してもらおうという水族博物館の企画展示。今回はじめてインターネットの「ニコニコ生放送」で中継された。生中継は去年12月31日から今年の1月3日まで、新年の2017年にちなんで約71時間放送された。



50万人が視聴したうち、約8割が男性で、20代と30代が全体の60％をしめた。地域別には東京都の15％に続き神奈川県、大阪府、北海道など大都市圏が中心で、新潟県は2.8％だった。番組アンケートでは「とてもよい」と答えたのが91％と好評だった。

水族博物館の担当者は「予想以上の反響に驚いている。今後も今あるものを工夫して見せ方を変えて展示していきたい」と話している。

 

※ニコニコ生放送・・・株式会社ドワンゴが運営する日本最大級の動画サービス「niconico」のひとつ。リアルタイムに配信される映像を視聴しながら、コメントやアンケートを楽しむことができるネットライブサービス。