2017年01月14日 11:15更新
上越市立水族博物館で13日(金)から氷の妖精「クリオネ(和名:ハダカカメガイ)」が展示されている。
クリオネは巻貝の仲間で、北極や南極をかこむ寒流域に広く分布している。日本では北海道沿岸の海で見られる。体は透明な部分が多く、内臓が透けて見えるのが特徴。翼のように見える翼足を動かし水中を漂っている。
イベント期間中は水族館スタッフがクリオネの不思議な生態や南極についての解説を行い、豆知識を教えてくれる。
またクリオネの展示に合わせて、「南極の氷に触ろう!」という期間限定のイベントも開催されている。南極の氷は、東京海洋大学の練習船「海鷹丸(うみたかまる)」が実際に南極で採取したもの。極限の地で生成された氷は通常のものとは異なり、雪が幾層にも積み重なった、その重圧で氷になったもの。期間中は1日2回触るチャンスがある。
「南極の氷に触れよう!」
■開催日時:1月13日(金)~1月22日(日)まで11:15~11:30 / 15:20~15:35