2018年06月12日 08:41更新
上越市の道路脇や山林などに捨てられたゴミを、ボランティアなどが8日に回収した。
ゴミを回収したのは、上越市の町内会や企業などでつくる不法投棄防止情報連絡協議会。協議会では、不法に捨てられたゴミを年に2回、回収している。この日は約40人が2つの班に分かれ、名立区の山や海岸と、富岡の少年野球場の周辺で作業をした。
このうち野球場の駐車場は、高速バスの乗り場が近いこともあって、タバコの吸い殻が多く、排水溝の中には大量に捨てられていた。
この他、野球場の周りでは、空き缶やビニール袋などが回収された。協議会では、子どもたちが利用する少年野球場を綺麗にしようと、10年以上ごみを回収している。野球場周辺で回収したごみの量は70kgだった。
上越市不法投棄防止情報連絡協議会の杉本正彦会長は、年々ごみが減っていると話す。「球場を利用する親御さんも周辺を綺麗にして野球をしてほしいという気持ちが強い。今後も『綺麗なところはごみが捨てにくい』という環境をこれからも作りたい」と、活動を続けていく。
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