2018年05月06日 19:58更新
6日行われた春の高校野球新潟県大会準々決勝で、関根学園は糸魚川高校を破りベスト4進出を決めた。
上越勢同士の対戦となったこの試合。先手を取ったのは糸魚川。1回の表。糸魚川は前日の試合で完投した関根のピッチャー西本の立ち上がりを攻めた。1アウト2・3塁でセカンドへの内野ゴロの間に3塁ランナーが帰って1点を取る。しかし、関根はその裏に3番寺嶋のタイムリーですぐに同点に追いつく。
さらに2回裏。ランナー2人を置いて2番茅野が、「公式戦で初めての柵越え」というライトオーバーの3ランで逆転に成功。
しかし、関根はこのあとランナーを出すものの得点に結び付けることができない。試合後、関根の安川監督は、「茅野のホームランで大きい打球を狙いすぎ、打線のつながりが無くなった」と反省していた。
一方、3点のリードをもらったピッチャーの西本は、緩急をつけたピッチングで、打たせて取る投球に徹し、これを守備陣が支えた。
「バックに助けられ9回投げることができた。三者凡退で次の攻撃につながるリズムをつくろうと意識した」という西本。8回裏のチャンスに打順がまわると、センター前に運んで追加点をあげた。
西本は、最終回の糸魚川の攻撃も3人で打ち取り、5対1で2試合連続完投勝利を上げた。準決勝の相手は、昨年負けている中越高校だ。関根学園の茅野主将は「中越に借りを返して 決勝で文理に借りを返したい」と意気込んでいた。
準決勝は12日に長岡市の悠久山野球場で行われる。
<6日の試合>
■日本文理10-0上越(6回コールド)
■関根学園5-1糸魚川
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