2018年03月16日 16:18更新
電気工事を専門とする職人が、16日、高校生に仕事の魅力をアピールしようと、上越総合技術高校で特別授業を開いた。
この授業は、新潟県電気工事工業組合上越支部が、若い人材を確保するため毎年上越総合技術高校で開いている。この日は、電気情報系の1年生40人を対象に、専門職の電気工事士が講師を務めた。講師は、はじめに、住宅の中にある照明やコンセントを外壁の電気メーターにつなぐ配線工事を実演してみせた。
生徒は全員今年6月に第2種電気工事士の試験を受けることになっているという。実演には試験に出題される技術もあるため、生徒は真剣な表情で学んでいた。このあと、電球ソケットに電線をつなぐ作業も体験した。
生徒からは、「現場で働いているからこそ教えてもらえることがあった。電気工事の仕事は大変だと思っていたが、授業を受けて楽しいと思った。」といった声が聞かれた。
主催者の石塚さんは「上越のインフラを守る誇りある仕事。業界に良いイメージを持ってもらいたい」と話していた。上越総合技術高校の教諭によると、プロの指導をうけると電気工事士を目指す意欲が高まるという。
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