2018年03月12日 15:53更新
上越市四辻町にある竹田工務店の入社式が、きょう12日に開かれ、15人が新・社会人としての一歩を踏み出した。
竹田工務店は病院や学校など、ビル建築に欠かせないいわゆる型枠をつくる会社。従業員は200人を超え、業界では、日本一の規模。
今年の入社式では15人の若者が竹田義寛 会長から辞令を受けとった。全員が型枠大工という職人をめざす。15人のうち、県内出身者は13人。上越市出身者は1人だった。
竹田会長は「専門工事業に携わる人は、55歳以上が35%、30歳以下は11%しかいない。人手不足のなか、皆さんの価値はダイヤモンドのように光輝いていくと思う」と訓示した。
続いて新入社員を代表してコルター・カイラーウェスリーさんが挨拶に立った。
ウェスリーさんはアメリカ国籍ながら新潟市で生まれ育ちで、大工を志していた。竹田工務店では、アジア諸国からの技能実習生を受け入れているが、新入社員として外国国籍の採用は初めてだということ。
ウェスリーさんは「小さいときからモノ作りが好きで、父親が大工になりたかったこともあり、大工になろうと思った。現場監督になり、会社に貢献できるよう頑張っていきたい」と決意を述べた。
新入社員はきょうから31日まで静岡県にある富士教育訓練センターで型枠の実習に取り組み、4月から各営業所に配属される。
※2018年3月12日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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